まちなかにステキな花空間。ギャラリーしんとみ「布花展」
新富町・るぴーもーる 虹ヶ丘商店街のちょうど中央に佇むガラス張りの明るい空間。それが「ギャラリーしんとみ」です。
有名な作家さんから地元の小学生の作品まで、絵画・書・陶芸・工芸などが広く出品され、町内有数のアーティスティックな場所となっています。
アクセスのいい商店街の中にあることからお買い物帰りの方が立ち寄ることも多く、イベントの時期には町内外から多くの方が訪れるそう。
今回は、こちらで開催された「布花展」におじゃましてきました!
花、花、花!
「お花屋さん?」と思ってしまうほどですが、実はこれ、すべて布で作られた作品なのです!
この空間にいるだけで、お花屋さん特有の「香り」が立ちこめているように錯覚してしまうほど。あまりの精巧さと色鮮やかさにびっくりしました。
大輪の牡丹から可愛らしい小花まで、色とりどりの布花が出迎えてくれました。
布花はオリジナリティが楽しい
これらの布花を出品されたのは、日南市で布花工房「山帰来」を営む高草京子さん。最初は趣味でやっていたことが高じて、今では生徒さんを持つほどになったそう。
作品を見ると確かに「教えてほしい!」と思うほど、納得の美しさです。
デザインを描き、型紙を切って、色や布の種類別に染めて乾燥させ、コテを当てて組み立てる…という多くの工程を経ているため、一つの花を作るのにかなりの時間がかかっているのだとか。
「布花は花そのものじゃなくて、オリジナルの色や形を取り入れてもいいんですよ。好きなようにやれるのが楽しいので、ずーっと続けています」と高草さん。
まさに「高草流」の個展というわけですね!
高草さんの作品の中でも特に人気のある「吾亦紅(われもこう)」。お部屋に飾るだけでパッと華やぐような素敵な布花です。
お花のほかにも、ブローチなどのきれいなアクセサリーも。作品はすべて購入可能で、思わず目移りしてしまいました。
新富町でアートに触れよう。
ギャラリーしんとみは、平成16年7月にオープンして以来、絵画・書・陶芸・写真などの作品の発表、販売の場を提供されています。
(近年フォトコンテストも開催され、より一層の盛り上がりを見せていますよ!)
地元小中学生の書道から有名な作家の方の作品まで、幅広く様々な「アート」に気軽に触れることができるスポットです。
新富町の芸術鑑賞の拠点であると同時に、お買い物の帰りにお茶を飲んだり、おしゃべりしたりというごく気軽な憩いの場となることも目的とされています。
ギャラリーしんとみでは、今後もたくさんの個展や展覧会を開催予定です。ぜひお立ち寄りください!
最新の開催情報はこちらから
http://rupeemallnijigaoka.com/galleryshintomi.html
〒889-1411 児湯郡新富町富田1丁目15番地
電話 0983-33-0577
開館時間 9:00~18:00
休館日 月曜日