今度は中学生が神楽を奉納!「こゆ朝市」は11月も自由度MAX!

新富町のるぴーモール虹ヶ丘商店街で第3日曜日に開催される「こゆ朝市」。
7~10月は「こゆ夜市」「こゆ夕市」として遅い時間に開催していましたが、秋も深まってきた11月、ついに「こゆ朝市」が復活!

当日は朝から眩しいほどの日差しと秋晴れの空に恵まれ、多くの方がさわやかな空気の中でお買い物を楽しんでいました。

若き舞手たちによる神楽演舞

今回の目玉は、地元・富田中学校の生徒さん4人による神楽の演舞!
10月の文化祭で披露した「神楽」をこゆ朝市で披露してくれることになりました。

練習期間はわずか1か月弱。勉強に部活動に目白押しな中、一生懸命練習した成果を再び披露することに。


全員、神楽は初挑戦。手の角度や、指の位置、腰の高さなど、覚えることがたくさんあって大苦戦したそう。

今回は地元の舞い手の皆さんによる笛や太鼓のサポートを受けながら、本物の衣装を身に着けて舞います。

練習の成果は見事なもの!

袖を振るたび、手に持った鈴から「シャン!」と涼やかな音が。
力強い舞に、客席からは大きな拍手が沸き起こります。

舞の後にインタビューすると、

神楽という地域の文化について勉強することができました。堂々と舞わないとおかしいと思ったので、自信を持って舞えるように頑張りました。

と晴れやかな笑顔を見せてくれました。

さらに、今回は特別出演!
実際に神楽の舞手として技術を受け継いでいる学生さんが、「荒神」という神楽を舞ってくれることに。その名の通り、雄々しく荒々しい動きから目が離せません。

あの「せとか」がゼリーになって登場!

イベントの他にも、様々なお店でにぎわうこゆ朝市。そのいくつかをご紹介します!まずは清武で「せとか」という甘みの強い品種を育てている長友みかん農園さん。

来年3月の出荷に向けて、うちのせとかを色んな人に知ってもらおうと思って出店しました。その時期は農園の方でも直売所を作っているので、ぜひ来てくださいね!

そんな「せとか」を贅沢に使用したジュースとゼリーは、こゆ朝市でも大人気!
3月~4月の旬のシーズンには行列ができるほどの人気店なのだとか。

野菜を毎回売り切る富田中生たちもスゴい!

こちらも人気店。富田中学校・特別支援学級の生徒さんが学校の畑で育てた野菜を販売しています

いつもすぐ売れてしまうので嬉しいです。今日もがんばります。
急いで買ってくださいね!

その言葉通り、10時のオープンと同時に飛ぶように売れ始め、30分ほどであっという間に完売。

今回は新鮮なラディッシュとみずみずしいベビーリーフが店頭に並びました。
野菜の袋一つひとつを見ると、生徒さんからの心のこもったメッセージが。

「辛いのと甘いのがあります」という豆知識も。

青空の下で「ワハハハハ!」

「笑いヨガ」ともよばれるラフターヨガ。その体験教室がこゆ朝市にやってきました!ラフターヨガは呼吸法と共に行う健康体操。体の固い人や運動の苦手な人でも楽しく行えるのが魅力です。

「笑う」という行為にはいろいろな利点があり、免疫力アップや自律神経の調整、さらには認知症の予防にも効果があることが認められているそうです。
こんないいお天気の下でやれば、健康効果も倍増すること間違いなし!

笑顔が素敵な講師のサントーシャ聡子さん。マインドフルネス・ラフターヨガ講師として活動しており、はるばる神奈川県から参加されたそう。
「ワハハハハ!」と笑いながらお互いの手をタッチしあったりと、和やかな空気の教室でした。

お茶でオシャレ!?

お茶を使ってハンカチやシャツを染める、ちょっと珍しい体験スペースも登場していました。

新富町の資源を作って何ができるかなと考えた時に、「お茶を使った出店をしよう」と話してくれたのは、東京からの出店者!

染めあがったシャツにはうっすらと絞りのような模様が入り、なかなかオシャレ。家族連れなどで終始賑わっていました。

そば粉スイーツ、いかがでしょう?

こちらも初出店の「新富そば粉のガレット屋」。地域おこし協力隊のメンバーが調理を担当しています。新富町は新そばのシーズン真っ盛り。そのそば粉を使ったガレットを11月限定で販売しました。

フルーツやチョコレートのトッピングで女の子に大人気!

みんなで遊ぼう!

会場の一角にはキッズスペースも設けられ、子どもたちが入れ替わり立ち替わり遊びに来ていました。近くの見守りスペースはお買い物帰りのお母さんの休憩場所にもなっていたようです。

「やっぱり、朝は気持ちがすっきりしていいね!」という声も聞こえてきた今回の「こゆ朝市」。11月にしては暖かく、絶好の日和だったのではないでしょうか。

次回は、12月15日(日)10時からの開催です。
年内最後の「こゆ朝市」に、ぜひ足を運んでみてくださいね。