新富町 冬の風物詩 大根やぐら

冬の風物詩 大根やぐら

だだっ広い畑の中に突然現れる三角の白い大きな建物。

遠くからでも存在感があり、近づいていくと白い大根が無数に並んでるのが分かります。

新富町は海、川、山に囲まれた自然豊かな土地。
平らな水田地帯と畑地帯では、お野菜やお肉、お米などが生産され「野菜と畜産の町」として知られる農業の町です。

実は、干し大根生産量が全国1位の宮崎県。
野菜の町、新富町でもたくさん生産されています。

11月、冬の気配が近づいて来た頃に高さ約6m、長さ約50m、竹のやぐらが組まれます。
収穫後に真っ白に洗った大根を、やぐらに登って一束ずつ掛けて干すこと約1ヶ月。
冷たい風と天日にさらすと太く丸かった大根がしわしわに。
水分と辛みが抜け、旨味と甘みが凝縮された天日干し大根へと変わります。
その後、さらに手間ひまをかけて美味しいたくわんが出来上がるのです。
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大根やぐらは、この時期に訪れた人だけが見れる冬の風物詩です。
畑に囲まれた道をドライブやサイクリングで走るのも気持ちいいのでは?

■基本情報

時期:11月〜1月下旬(※天候によって異なります)
住所:こゆ財団(0983-32-1080)までお問い合わせ下さい。
※見学時は農家さんの作業の邪魔にならないようお願いします