天日干し大根をしっかり、じっくり熟成。 ああ、もうゴハンがとまらない-木村昭彦さん
イマイチ気分が乗らない日は、
体を動かしちゃった方が早い。
昭和26年に愛知県で創業 自家製のぬか漬たくあんが好評
昭和26年に愛知県で創業 自家製のぬか漬たくあんを「伊らご漬」として東京方面に出荷し始めたのが、キムラ漬物さんの歴史の始まりです。
それから21年後の昭和47年に、キムラ漬物宮崎工業株式会社が宮崎県新富町に誕生しました。どうして宮崎に会社を作ったのでしょうか。
「創業当時から仕入れていた原料の大根が宮崎県産だったんですよ。普通の大根とは違って、均等に細長く育つ漬物用の大根なのですが、宮崎県産のものはとても良い品質だったことから、昭和47年に大根をしっかり確保しようと宮崎で事業を始めることになりました」と、代表の木村さんは話します。
さて、ここでキムラ漬物さんのおいしい漬物ができるまでを紹介しましょう。まず大根は真っ白に洗い上げられ、11月下旬から翌年2月中旬まで天日干しされます。雨の日にはシートで覆い、寒い日には暖房をかけるなど、昼夜を通して大切に大切に守っていきます。こうして漬物になる前の干し大根はできあがります。
続いて、一本ずつていねいに並べた大根に、天日塩や国産米ぬか、唐辛子などを混ぜ合わせたものをまんべんなく振りかけ、大きな地下タンクに漬けこみます。このタンク、創業からずっと使い続けているものだとか。
短くても1ヶ月以上、長いものだと3年以上も熟成
こうして漬けこまれた大根は、じっくり脱水されながら乳酸発酵し、熟成していきます。その期間は短くて1か月以上、長いものだと3年以上も乳酸発酵させて、ようやく完成するのです。
手間暇をかけたこの天日干したくあんを全国のお客様に知っていただこうと、木村さんは自ら実演販売にも積極的。特にぬか漬け教室は「おいしく作るコツやぬか床の管理の仕方などを教えてもらえる」と大人気。教室参加者からは「ゆで卵やブロッコリーなど、少し変わった食材で自分好みのぬか漬けを発見できるのが楽しい」という声も上がっています。皆さんもぜひ、マイぬか漬け探しをお楽しみください。
「玄人向け漬物」はふるさと納税で定番人気。初心者の方も安心して作れる丁寧な説明書付きのセットには、足しぬかや粗塩も付いています。
<商品>
【発酵セット】玄人向け漬物
【内容】
ぬか床セット(1セット)
むかしなつかしい沢庵(3パック)
ぬか漬たくあん(2パック)