新富町ではうどんも人もアツいんだまたこれが!〜ながのうどん 黒木浩二さん
最近、「一粒1000円のライチ」、「起業家育成・支援」・「こゆ朝一」などなどで地方創生界隈で何かと有名な宮崎県児湯郡新富町。というわけで、こゆ朝市に私も参加しました!まずは人の多さにビックリ。人口約1万7,000人という小さな町ですが、たくさんの方が朝市に来られていました。小さい子どもさんが多いのが印象的でした。食べ物が美味しいのはもちろんのこと、コーヒーの淹れ方講座や他の朝市とは違った体験イベントもあり、大人も子どもも楽しめる朝市というのが新鮮でした!
運営はこゆ財団。その取り組みだけではなく、実は地元の方もアツいんです!
というわけで、新富町で「ながのうどん」を経営されている黒木さんにお話を伺いました!
ながのうどんは創業41年目の老舗うどん屋さんで黒木さんのお母さんが始めたお店です。
実は黒木さん、当初はうどん屋を継ぐ気は全くなく、トラックの運転手や携帯販売代理店で営業をやっていらっしゃいました。しかし、自分で商売をやりたいという思いとお父さんの怪我のこともあり、うどん屋を手伝うことに。
営業の経験を活かして、直売所などにうどんを置かせてもらうことに成功し、徐々に販路を拡大されました。その後、黒木さんが2代目として「なふがのうどん」を継ぐことになりました。
基本的に新富町の小麦を使ってうどんを作られていますが、課題はコシが出ないこと。しかし、地元でやるからには地元に貢献したいという思いがあり、改良に改良を重ね、新富町の小麦でコシがでるうどんを開発されました。黒木さんの新富町に対する想いは強い。
「鶏ごぼ〜うどん」で何度も地元のグルメグランプリで優勝されているながのうどんさんですが、直近の目標としては、店舗拡大や工場を作ることで、より多くの人に新富町の小麦で作ったうどんを食べて欲しいとのことです。二人のお子さんがいらっしゃいますが、「自分のやりたいことを追求して、結果的に新富町に戻ってきてくれてら嬉しい」と語る黒木さんがとても印象的でした。
結局、どれだけ地域に想いがあるかだと改めて感じました。地域への愛が、熱い想いを作り、それがこゆ財団などの新しい試みと合わさることで、活気のある町が作られていく。
こんな素敵な町が増えたら、日本はもっと楽しくなるのに。そう思わずにはいられませんでした。熱い想い人は持った人は黒木さん以外にもたくさんいらっしゃいます。そんな町だからこそ「こゆ財団」という面白い団体が新富町に生まれたんじゃないかと私は思います。
少しでも挑戦したいという思いがあるなら、覗いてみませんか、新富町。