• 2019.01.11

5万人超の来場者が新富町に。「新田原基地航空祭2018」

今年も宮崎県の新田原基地では、12月2日「新田原基地航空祭2018(新田原エアフェスタ)」が開催され、私も子どもと共に参加してきました。
会場付近を車で走っていると、航空機が飛行する音がゴーッと響いており、その大きな音だけでも迫力が伝わるほどです。

気になる今年の飛行展示内容は?

毎年12月に新田原基地航空祭が開催されており、今年は全国からの来場者が5万人を超えていたようです。飛行展示の内容は下記のようになっていました。

8:30〜8:55 オープニングフライト F-15、T-4、UH-60、U-125(基地所属全飛行部隊)
9:00〜9:15 捜索・救難展示 UH-60、U-125(新田原救難隊)
9:25〜9:40 飛行教育展示 F-15(飛行教育航空隊)
9:50〜10:10 空挺降下 C-130(陸自第1空挺団)
10:20〜10:35 防空展示・機動飛行 F-15(第305飛行隊)
10:45〜11:00 防空展示 F-2(第8航空団)
11:10〜11:25 飛行展示 RF-4(偵察航空隊)
13:00〜13:20 曲技飛行展示 F-16(第35戦闘航空団)
13:55〜14:35 曲技飛行展示 T-4(ブルーインパルス)

当日は曇り空で午後からは雨が降ってきたため、T-4ブルーインパルスの曲技飛行展示は中止となり、滑走路を滑走するのみとなりました。

感じたことのない轟音と振動!

まず会場に着くと手荷物などの検査を受けます。ここだけでも来場者の多さを感じましたが、検査所を抜けると先ほどの行列の比ではない数の人で溢れかえっていました。

人混みのその先には想像していた以上に大きく、旅客機とは違ったカッコいいフォルムの機体がずらりと!
この姿だけでも目を惹くものでしたが、航空機が飛行する音はさらに迫力を増し、隣で話している会話も全く聞こえないほど。
そして何よりも体に響く振動は何とも言えず驚くばかりでした!

ボディシールでテンションUP!

会場に入って真っ先にあったのは、女性と子ども限定でボディシールをしてもらえるコーナー。子ども連れの方が多く並んでいました。

早速航空機のシールを自衛官のお兄さんに貼ってもらい、テンションを上がったようで、ウキウキ気分で先を歩き出しました!

ボディペイントコーナーの隣に設置してあったホワイトボードには、来場者が自由に質問を書き込めるようになっており、決まった時間に返答を書いてもらえるようでした。

格納庫内での様々な地上展示

先に進むと格納庫が出てきて、そこでは航空機装備品の展示などがありました。
機関防弾の展示紹介では、自衛官のお兄さんが説明してくれているようでした。
直近に見る機会がないため、ずらりと並んでいる様子は見応えがあります。

このように弾薬のカット見本も置いてありました。
F-15のコックピット展示では、実際にコックピットに乗ることができます。貴重な体験ができることもあり、特に長蛇の列となっていました。

航空機装備品の展示の他には航空自衛隊関連以外にも、航空会社ANAのブースや宮崎県警察のブースや海上自衛隊のブースなど、様々なブースが並んでいました。各ブースで制服を着衣しての撮影ができるため、子どもから大人まで制服を着ての撮影を楽しんでいました。

格納庫内展示を離れ先に足を進めると、さまざまなお土産販売のブースが並んでおり、ここもまたたくさんの人で溢れていました。

子どもたちはさまざまな航空機のおもちゃに群がりなかなか離れません。親からの「早く選びなさい!」という声が飛びかっていました。

お土産ブースを進んで行くと、だんだんと食欲をそそられるいいにおいが…。
つられて足を進めると、そこにはたくさん屋台がズラリ!

どこの屋台も人が並んでおり、ここでも航空祭の賑わいを感じます。

圧巻!フィナーレの曲技飛行

曲技飛行が始まるアナウンスが流れると、様々なブースに散らばっていた人々が滑走路付近に一気に集まり、皆が期待の目で滑走路を見つめます。
いよいよ曲技飛行展示が始まり、まずはF-16の飛行がスタート!

すぐ近くを飛行する音と振動は、これまでに感じたことのない感覚で、文字通り体が震えます。旅客機と違ってものすごいスピードで軽やかに飛行する姿はただただ圧巻でした。

F-16の曲技飛行が終わった頃に雨が降り始め、待望のT-4ブルーインパルスの飛行は残念ながら中止に。T-4ブルーインパルスが滑走路を滑走し、全ての飛行展示は終了となりました。

T-4ブルーインパルスを見ることができなかったのが心残りでしたが、また来年の新田原基地航空祭に期待です。来年は晴天となることを祈りたいと思います!