<潜入レポ>しんとみ牛乳探検隊!
新富町の美味しい牛乳と頑張る酪農家さんをたくさんの人に知ってほしい、ということからできた牧場体験プランがあります。
今回参加してくれたのは、小学生のお子さんとその親御さん。まるで探検隊のように牛舎をのぞき、牛と触れ合ってくれました。体験後には、
「もっと牧場で遊びたい!」
「こんな充実した牧場体験できる所は、なかなかない!」
「場所がいい!風が吹き抜けて気持ちいい」
「最初、ここが牛臭くないのが不思議だったけど、お話を聞いてその理由がよくわかった」
などなど嬉しいお声をいただきました。 一体どんな体験ができるのか、探検レポートをお届けします。
沢山の牛がいる牛舎での体験です
体験するのは、新富町と隣町の西都市の境目にある【松浦牧場】さんです。
牧場オーナーの松浦さんと、どんな体験ができるか相談したところ、あれもやろう、これも面白そうだ、と盛り沢山のプランになりました。
牧場を継ぐと決めてから山あり谷ありの経験をした松浦オーナーの「いのちの循環を伝えたい」という思いがこもったプランです。
<体験で出来ること①>まずは仔牛にミルクやり
生後数か月の仔牛に、ミルクをあげます。
生まれたての仔牛でも体重は40キロ以上。ミルクボトルをしっかり押さえていないと、ボトルを持っていかれそうになります。
「なんで黒い牛と、そうじゃない牛がいるの?」
など、お子さんたちの疑問にも答えてくれます。
仔牛の性格も様々で、人に興味津々の子も。参加者の服を甘がみすることもあるので、汚れてもいい服装でご参加ください!
<体験で出来ること②>お母さん牛の乳しぼり
仔牛と触れ合った後は、お母さん牛とご対面。
大人の牛は平均体重が600~700キロにもなり、仔牛の10倍以上の重さがあります。
この牧場では、毎朝手しぼりで牛乳の出来具合をチェックするので、牛たちは触られることに慣れているそうです。安心してご参加ください。
最初は怖がっていた探検隊の皆さんも、徐々に楽しくなってきたようです。
「大きい!こわ~い!」
「こうやって牛乳ってできるんだ!」
「お母さん牛あったかい!」
<体験で出来ること③>牧場の中を見学
牛とのふれ合いの後は、牛舎を見学しながら、毎日の作業や牛の”たい肥”について教えてもらいます。
この牧場に到着して最初に皆さんが驚くのは、一般的な牛舎のような強烈な臭いがないこと。その秘密は“たい肥の循環”にあるそうです。
松浦オーナーは、
「ここをお見せすることで、いのちの循環についてお伝え出来たらうれしい」
とおっしゃっていました。
<体験で出来ること④>バター作り
小腹がすいてきたところで、松浦さんのご自宅のテラスにおじゃまします。
生クリームを専用容器に入れてシェイク。なんとバターができるのです。
15分~30分くらいシェイクすると、最初はパシャパシャだった音がだんだんと変化し、固形物ができてくるのがわかります。
牛乳から作ることもできますが、生クリームを使う方が早くてたくさんのバターができるそう。
ちょっと体力が必要ですが、音が変わった瞬間子どもたちのテンションもアップ!この後出来立てバターを食べられると思ったら、ラストスパートにも力が入ります。
<体験で出来ること⑤>美味しいミルク試飲
松浦牧場では、一般的な牛乳のほかに“低温殺菌牛乳”を作っていて、この特別な牛乳が美味しいと人気です。出来立てバターと一緒にお召し上がりいただけます。
町内の飲食店などに卸していますが、まだ一般販売はしていません。
「こんなおいしい牛乳飲んだの初めて!」
という声に、嬉しそうにはにかむ松浦オーナーです。
【ガイド】松浦オーナー
ガイドしてくれる、オーナーの松浦さんです。
アメリカの大学で6年間農業について学びました。
大学時代にインターンシップで訪れたイリノイ州にある牧場に感動したそうです。その牧場では、牛乳の生産から加工そして販売までを一貫して行いながら、積極的に食育活動をしていました。
日本に帰国後、いのちの循環について伝えられる牧場をつくっていきたいと思うようになった松浦さん。
松浦さんの詳しいインタビュー記事はコチラ↓
【 プロの料理人も絶賛する牛乳。アメリカ仕込みの酪農ビジネスを新富町で確立したい!松浦千博さん 】
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