全国でもココだけ!ホクホクのれんこんは水神様の恵み
美味しい物を愛する皆様、こんにちは!
「地域を編集する学校」ゼミ生、やぶちゃんです。
一口食べると、もっちりとした食感と美味しさ、驚きが味わえる。
そんな瞬間を少し想像してみてください。
もっちりとした食感や美味しさはイメージしやすいと思いますが、
何か食べて驚くことってあまりありませんよね。
人は、想像を超えたものに出会った瞬間、感動するのだそうです。
それでいえばこの食材を食べると、驚く人、感動する人、たくさんいると思います。
しかも、すごく美味しいです!
その正体とは…
ずばりレンコンです!!!!
いやいや、レンコンで感動したことないよ。
そう思った方、
写真のレンコンは皆様の知っている形と少し違うと思いませんか?
一般的なレンコンは、丸い形でシャキシャキとした歯ごたえが特徴ですよね。
写真のレンコンは、一口食べるともっちりとした柔らかさと、
すーっと細い糸(繊維)が引きます
ちなみに調理する前はこんな姿をしています。
ほとんどの方は、この写真のレンコンに出会ったことがないと思います。
それもそのはず、水神様の糸引きレンコンは、
全国でも宮崎県新富町に水沼神社の湖水ヶ池だけでしか栽培しておらず、
ほとんど市場に出回らないそうです。
そんな貴重なレンコンを実際に栽培している所を水神様が見守る湖水ヶ池の管理者である
水沼神社の第15代宮司、宇都宮正和さんに取材させて頂きました!
湖水ヶ池は面積が7ヘクタールあり、
水神様のレンコンは大きいもので2メートルあるそうです。
不思議なことに、ここでしか栽培できない理由はまだ解明されておらず、地元の人に愛されるレンコンとして地元で消費されているとのこと。
地元では、ゴリゴリ汁(すりおろしたレンコンを味噌汁にいれたもの)や地鶏と煮物にするなどして、11月-3月の収穫期間楽しんでいるそうです。
宇都宮さんからレンコンを収穫する際には「遊びの心」が大切だと教えて頂きました。
」
湖水ヶ池は沼になっており、レンコンを収穫するときは、
スコップで掘る、水の中に潜る、潜るまで深くないところは水圧で探す3つの方法で行うそうです。どれもかなりの重労働で、泥まみれになるため、遊び感覚で楽しんでやるのが良いと仰ってました。ただ、掘る人が年々高齢化して、小さいころから沼に入ってレンコンりをする子供はほとんどおらず、みんな泥まみれになるのを嫌うと、少しさみしそうに語ってくださいました。
初対面の私にも、とても親切にレンコンのあれこれご教授下さった宇都宮さんの人柄と、
貴重な水神様の糸引きレンコンは新富町にしかありません。
そんな素敵なコンテンツがある、新富町の魅力は限りなく深いと感じました。
私も、遊びの心を持って、どんどん魅力掘り下げていきます!