日本一のお茶は静岡だけではなく宮崎にもあった! 3年連続農林水産大臣賞の新緑園
お茶の産地といえば、どこを思い浮かべますか。
おそらく、静岡や、京都の宇治などのイメージが強いのではないでしょうか。
お茶の生産量の第1位は静岡県。
京都府は、実は生産量では第5位の産地。
そして今回ご紹介をする宮崎県は第4位のお茶の生産地となっています。
今回は、そんな宮崎で、全国茶品評会で一等一席「農林水産大臣賞」を3回受賞した、まさに日本一とも呼べるお茶をつくっておられる新緑園さんにお伺いしました。
お店では、美人のおかみさんがお出迎えをしてくれました。
全国茶品評会で一等一席「農林水産大臣賞」を3回受賞
全国の産地からこだわりのお茶が集まる「全国茶品評会」 「蒸し製玉緑茶」は、毎年100を超える出品がある中で、1位(一等一席)、2位(一等二席)を3年連続獲得しているのが今回ご紹介をする新緑園さんです
一等一席には、農林水産大臣賞を授与されます。
蒸し製玉緑茶とは
蒸し製玉緑茶は、煎茶のひとつに分類されます。
いわゆる煎茶との違いとしては、煎茶が、ぴんっと真っ直ぐになっていとの違い、製造過程の最後にお茶を真っ直ぐに伸ばす工程を行わないため(精揉(せいじゅう)と呼ばれる工程)、お茶っぱが丸まったような形をしています。
自社農園で栽培。約200名による手摘み
品評会に出点するには、約80kgのお茶っぱが必要とのこと。
自社農園で栽培をしたお茶を、手摘みで収穫します。
収穫の時期は、毎年の気候に左右されるため、4月上旬に収穫日を決めるそうです。 手摘みの一週間前から生育と収穫への感謝の想いを込め、茶園にモーツァルトの音楽を聴かせ、収穫日には、発酵が始まる朝7時から11時までの間に、地域の方など200名の方々が集まり手摘みで収穫を行います。
お茶をいただいてみました
お茶の表面に白っぽい細かい物が浮いているように見えます。 これは、毛茸(もうじ)と呼ばれる、お茶の新芽の裏側に生えているうぶ毛で、これがたくさん入っているお茶は、上等な新芽をたくさん使用している高級茶であるということになります。
甘みがとても強くおいしい!!
お土産に季節のお茶と受賞のお茶をいただきました
お土産には、季節に合う味わいや利用シーンを想像しながら茶匠・黒木氏が仕上げ火入れを行った「春待ち茶」と、2017年日本茶AWARD深蒸し茶部門において「プラチナ賞」を受賞した特撰深蒸し茶をいただくことにしました。
大切な人への贈り物に。日本一のお茶
宮崎は、遠いよー、という方にも。 現在は、ホームページでネット販売しているとのこと。
大切な人への贈り物に日本一のお茶はいかがでしょうか?
<ホームページ>
http://shinryokuen.shop-pro.jp/